多くの家庭用太陽光発電モジュール(→用語解説)に使われているシリコンは非常に安定的な物質で、長寿命です。モジュールの寿命は、20年~30年といわれています。1960年代後半に灯台に設置された太陽光発電モジュールが、現在でも現役で発電を続けています。家庭用とは違うので、そのまま参考にはできませんが、モジュールの基本的な寿命が長いことの証明にはなるでしょう。
変換効率(→用語解説)は時間とともに少しずつ低下しますが、25年使われた太陽光発電モジュールの変換効率を調べたら、新品の80%近い性能を維持しており、中古で販売されたというニュースもありました。
このように太陽電池セル(→用語解説)単体の基本寿命は長いのですが、接続に使われている電気配線が劣化するなど、セル以外の部分が故障の原因になる可能性もあります。風雨の強い場所や、多雪地域、海沿いで塩害の可能性がある場所など、設置条件が厳しい場所では注意が必要です。
またパワーコンディショナ(→用語解説)の寿命は10~15年程度といわれますので、モジュールは使い続けられても、途中でパワーコンディショナなどの機器をメンテナンスしたり、交換したりする必要に迫られる可能性はあります。
(2009/7/17 公開)
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