3月下旬に、名古屋大学のキャンパスでリユース市が開かれました。これは名古屋大学の環境サークルに所属する学生たちが、ゴミ減らしのために始めた運動です。卒業生から不要となった下宿時の家具や家電を引き取り、新たな引き取り手を探そうというもの。
引き取った物品は、サークルの学生たちが丁寧に清掃し、新品同様に磨きあげられます。リユース市は非営利を基本原則としているそうで、こういった活動はすべて学生たちのボランティア。来場される方の寄付を受け付けているそうですが、リユース市の参加も物品の受け取りもすべて無料です。感心ですよね。
来場者は新入生が多いそうですが、一般の方も参加可能で、リユース市当日は地域の学生や一般の人たちでにぎわいます。今年の市は3月31日にいったん終了しましたが、4月末まで残った物品の提供を行っているそうです。また4月末までに引き取り手がなかった物品については、来年のリユース市に再出品できるようにサークルで保管されます。
今年もたくさんの新入生たちが、先輩の思いと一緒に下宿用の家具や家電を受け継いでいったことでしょう。
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2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。