夏本番直前に、節電についておさらいしておきましょう! 夏に節電のカギとなる家電は、なんといってもエアコン。経済産業省によれば、夏の午後2時ごろに家庭で消費される電力の6割をエアコンが占めているそうです。そのためエアコンの消費電力を抑えることはとても重要です。大手家電メーカーによると、エアコンの消費電力を抑えるには、次の3つを実行するのが効果的といいます。
1つは部屋に熱をため込まないこと。オススメなのが「よしず」。窓の外から遮光するのが効果的。外出する場合は、さらにカーテンも使い帰宅したら窓を開けて室内の熱を換気で逃がしましょう。2つ目は、フィルタ掃除。面倒でも2週間に1度が目安です。3つ目は、室外機の対策。エアコンでは、室外機と室内の温度差が小さいほど、消費電力を節約できるそうです。ですので室外機のまわりはできるだけ空間を作って通気性を高め、直射日光が当たっているなら、日よけを置くと効果的です。この3つを守ることで20%以上も電力の消費を抑えられるそうですよ。
ちなみに、外出時はエアコンを切る方が多いと思いますが、1時間以内で戻って来るならつけっ放しの方がむしろ節電になるとのこと! また、帰宅してエアコンを入れる時、最初だけ設定温度を低くする人がいますが、これはNG。エアコンは設定温度になるまで一気に冷やそうとするので最初に電力を使いますが、冷えた後は電力をあまり使いません。この仕組みを考えて使用するようにしましょう。帰宅した直後などで、どうしても暑いときは設定温度を下げるのではなく、風量設定を強くしてみましょう。風の効果で涼しく感じられますよ。
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