2011年8月30日(火) 11時22分 公開
京セラは、屋根材一体型の太陽光発電システム「HEYBAN(ヘイバーン)」として、新しい3モデルを発表した。最大公称出力39Wの「KJ39P-4AYCB」、同50Wの「KJ50P-4AYCB」、同61Wの「KJ61P-4AYCB」の3モデルで、最大公称出力によってソーラー・パネルの長さが異なる。
太陽光発電への注目が高まる中、太陽光発電システムを標準搭載したエコ住宅を発売するハウスメーカーが増えており、新築住宅への導入が進んでいる。ただ新築住宅への設置を検討する顧客は、ソーラー・パネルの「デザイン」や「外観の美しさ」を重視する傾向が高いことから、従来製品に対して、屋根との一体感を向上させ、デザイン性を追求した新型のHEYBANを開発したということだ。
具体的には、ソーラー・パネルの裏地となるバックシートを通常の白地から黒地に変えることで、セルとセルの間の目地が黒色に統一され、屋根との一体感をさらに高めた仕上がりを実現した。また、横長形状のソーラー・パネルに合わせ、配線が横向きになるようにセルを90度回転させて、配線が横一直線につながるようにしている。
パネルには3種類の長さをラインアップしており、屋根の形状に合わせた自由なレイアウトが可能。パネルの使用枚数の削減にもつながるとしている。またソーラー・パネル自体が屋根材であるため、通常は設置の際に必要となる架台が不要で、屋根への重量負担を軽減するという。
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