「太陽生活MORE」は、太陽光発電に関する個人消費者向け情報サイト太陽生活ドットコムの公式ブログです。
この「太陽生活ドットコム」では、あくまでも読者ターゲットを個人消費者に置き、個人が自分の家に太陽光発電システムを設置して、活用する目的で役立つ情報を提供しています。このため、あまり技術的な部分に踏み込んだ記事や、太陽光発電システムを販売する業者側の視点に立った記事などは意図的に扱っていません。
これに対し「太陽生活MORE」は、名前が示すとおり、太陽光発電を始めとする自然エネルギー活用をさらに幅広く、同時に深めていただくための記事を公開するブログです。具体的には次のような記事公開を予定しています。
周知のとおり、日本はエネルギー資源のほとんど(90%以上)を海外からの輸入に依存しています。いまのところは、豊かな資金力を使って潤沢にエネルギー資源を輸入できていますが、将来もこの状態が継続できるという保証はどこにもありません。圧倒的な数の人口を擁する新興国が、急速に経済発展して生活水準を上げてきており、大量のエネルギー資源を必要としています。石油や天然ガス、石炭といった既存のエネルギー資源には限りがあり、枯渇は時間の問題です。またこれらの化石燃料を利用することによって発生する二酸化炭素(CO2)は、地球温暖化を進めるという問題もあります。個人レベルでの太陽光発電や省エネルギー努力は、ほんの小さなものですが、エネルギー安全保障や地球温暖化のリスクを低減させる活動です。こうした観点に立ち、自分でできる自然エネルギー活用、知っておくべきエネルギー事情、地球温暖化問題のいま、などに関する記事を取り上げます。
太陽光発電システムはまだまだ技術的な改良余地が大きな製品で、さらなる変換効率の向上や、製造コストの低減などが期待されています。これまでは結晶系ウエハを利用したソーラーパネルが主流でしたが、薄膜シリコン系や化合物半導体系(CIS、CIGS)などが技術改良によって以前は欠点とされた変換効率を向上させてきており、条件次第によっては個人住宅向けとしても十分選択肢に入るようになってきました。また海外では、大規模な太陽光発電所向けなどとして、一定期間にいかに大量のソーラーパネルを製造できるかという、規模拡大競争が非常に激しくなっています。
こうした太陽光発電システム業界の動向は、最終的には消費者の購入価格や製品性能に反映されますが、あまり直接的ではないのと、時間差があるため、「太陽生活ドットコム」では業界情報はあまり積極的に取り扱っていません。これに対し「太陽生活MORE」では、業界情報も積極的に取り上げていきます。