「ひょう」や「あられ」などの落下物による衝撃からセルを保護するため、太陽光発電モジュールの表面は強化ガラスで保護されています。JIS規格では、「1mの高さから直径38mm、重さ227gの硬球を落下させて、これに耐えること」との規定があり、国内メーカー製品はこの基準に準拠しています。通常のひょう程度では、モジュールが破損する可能性はほとんどありません。
モジュールの構造は以下のようになっています。表面は強化ガラスで覆われており、その内側にあるシリコンのセルは封止材と呼ばれる樹脂で覆われています。この封止材は、セルの保護や雨水などの侵入防止、耐候性の向上などの働きがあります。裏面保護フィルムには、耐候性や絶縁性などを確保する働きがあります。
(2009/11/13 公開)
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