家の売却自体は制限されませんが、公的な補助金を受けて入手した財産を売却するわけですから、受け取った補助金は全部または一部を返却する必要が生じます。
国が給付している補助金の規定では、太陽光発電システムの法定耐用年数を17年と定めており、設置から17年間のうちに売却、譲渡、貸与、廃棄、担保にする場合には、その旨を補助金の交付業務を行っている太陽光発電協会(J-PEC)に指定の書式で報告し、承認を受けなければならないとしています(書式データはJ-PECのWebサイトにあります)。この際、補助金の一部、または全部を返還する必要が生じる、と定めています。
都道府県や市区町村から受給した補助金については、各自治体の規定に従うことになります。通常は、前記の国の場合と同様の規定があると考えるべきでしょう。
(2009/11/26 公開)
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。