省エネモニタや電力モニタなど呼び方はさまざまですが、太陽光発電を設置すると各メーカーとも電気の使用量をチェックするテレビモニタ型の表示装置があって、これを取り付けると省エネを意識しやすくなるといいます。画面もアニメーションやグラフでわかりやすく、子どもたちがゲーム感覚で楽しく省エネに取り組むようになったという、ほほえましい話しもよく聞きます。
ところ変わってドイツでは「電気使い時予報モニタ」的なものが行政の取り組みで普及し始めているそうです。天気の良い日は太陽光発電で電気をまかなうことができるので、発電量の増減と住民の電気使用量が一致すれば電力不足を防ぐことができる、という狙いです。
取り組みを始めた地域では太陽光による発電量が増えると電気代を安くしているので、住民にとって、このモニタ情報はけっこう重要。技術的にはまだ課題があるようですが、着眼点は面白いですね。
天気予報をからめて発電量予報をするらしいので「あら明日は洗濯日和&家事日和だわ」って感じかな? 気象庁の役割がますます重要になりそうな取り組みです。
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