太陽光発電を設置するとき、同時にオール電化の工事もするケースがけっこう多いようですが、一方で使い慣れたガスキッチンも捨てがたいと悩んでいる人も多いみたいです。IHクッキングヒーターは、まだまだ新しい商品ですから、どんなものかよく分からなかったり、誤解も多かったりで、そういう人はますます混乱してしまうみたいですね。
わたしも料理をする方なので、キッチンにこだわりがあって悩んでいる人の気持ちはよく分かります。
ちなみに、わたしの実家もリフォームをしてIHのキッチンになりました。IH、かなり快適です。たとえば、ガスではよくあった弱火の立ち消えも、火を使わないIHにはありえません。よく指摘されるのですが、IHだと熱の回り込みが悪く、弱火で長時間煮込む料理はできないといいますが、けれど実際は、不向きなどころか加熱時間が以前よりずっと短縮されていて、むしろ向いていると思うくらいです。なんでこんなに世間と意見が違うのかな? と思ったら、どうやらうちはリフォームと同時に調理器具をすべてIH用の高価なものに買い換えていたからのようです。結構いい値段がするものなので「高くついちゃった感」はありますが、それでおいしい料理が作れるなら、わたし的には安いもんだと思います。これからIHにする人や、IHにしたけど調理に不満があるという人は、調理器具の変更も考えてみてください。
さて、実家がIHなので一方的にIHのことばかり語ってしまいましたが、最新のガスコンロも以前のものとはだいぶ違うみたいです。火事が心配とか、お手入れが大変というイメージがありますが、ここら辺はだいぶ改善されたそう。使い慣れたガスの感覚はそのままに、ウィークポイントが改善されているなら、やっぱりガスがいいという料理好きも多いんじゃないでしょうか。実家がIHなのでわたしはガスを貫こうかな……。
それにしても、ちょっと調べただけで、それぞれに意外な長所短所が次々と見つかります。こだわりを持っている人は、譲れないポイントだけは、しっかり確認しておくとよいですよ。後々、残念な気持ちにはなりたくないですものね。
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