路線バスを電気で走らせる実証実験が各地で始まることが決まりました。まず東京で今年9月から電気バスの運行がスタートします。11月には奈良で小型の電気バスが、2011年1月には奈良と青森で大型路線バスが運行を開始するということです。
なんだか、わくわくしますね。バスのような大きくて時間どおりに走らなくてはいけない車が公共交通機関で問題ないなら、一般の自動車がみんな電気で走る日も確実に近づいているなあという感じです(すでに三菱自動車iMEVEとか日産リーフとか、電気自動車も人気で生産が追いつかないそうですが)。
ニュースでは、全国の路線バスの半分が電気バスになると80万トンのCO2が削減できる試算だと報じています。正直いって、こういう数字を聞いてもピンとこないのですが、排気のない車がどんどん走るようになって、交通量の多い主要道路のそばでも、おいしい空気を吸えるようになったらどんなにいいだろうと思います。
青森で実験を行うのは来年の1月ということで真冬です。場所と時期を考えると、暖房は必須。走る以外にもたくさん電気を使わなくてはいけないでしょうから、ちょっと心配ですが、これで大丈夫だったら、実用化はきっと間近ですね。その日が来るのが楽しみです。
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。