2011年7月1日(金) 13時23分 公開
家に帰ると、締め切った部屋には熱気が充満。思わずエアコンのスイッチを入れるも、なかなか熱気が収まらない……。そんな経験はだれにもあるだろう。これは、夏の強い日差しで家全体が熱を帯びており、これを解消するのに時間がかかるからだ。産業技術総合研究所の調査によれば、窓からの日射をさえぎるだけでも、7~8%の節電効果があるとか。さらに屋根や外壁などの断熱性を上げれば、冷房にせよ暖房にせよ、ずっと効率よくエアコンが使えるはず。
しかし家全体の断熱性をアップするには、大掛かりで高額なリフォームが必要、そんな余裕はとてもない……、とお考えの方もいるだろう。ご安心あれ。染めQテクノロジィが開発した、ナノテク利用の遮熱塗料を家全体に塗るだけでこれが可能になる。
これまでも屋根向けの遮熱塗料はあったが、屋根だけでは効果は限定的だった。これに対し染めQテクノロジィでは、屋根向けの「遮熱 ROOF」、外壁向けの「遮熱 WALL」、窓向けの「遮熱 WINDOW」、道路向けの「遮熱 ROAD」の遮熱塗料を開発、それぞれを塗布することで、家全体の遮熱効果を高められるという。特に、窓向けの「遮熱 WINDOW」は、夏場の赤外線や紫外線による熱の侵入を防ぎ、冬場は逆に室内からの熱の逃げを減らして、部屋の断熱性を高めるとしている。
価格はオープン価格。これらの遮熱塗料を施工するサービスとして「エネ・セーバー遮熱隊」の提供を7月上旬より開始する予定だ。
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。