ソーラー・パネルの例
このソーラー・パネルを複数枚組み合わせて屋根に設置する。(写真提供:シャープ株式会社)
複数の太陽電池セルを直列接続して一定規模の電圧と電流を得られるようにし、保護用のガラスやフレームを取り付けてパネル状に成型したもの。屋根に設置されるのがこのソーラー・パネルです。「太陽電池モジュール」と呼ばれることもあります。
製品によっても異なりますが、1つのパネルから70W~180W程度の最大出力(発電出力)が得られます。実際の設置では、いくつかのパネルを接続することになります(これはアレイ=arrayと呼ばれます)。たとえば、最大出力180Wのパネルを10枚接続した場合は、最大出力は180W×10枚=1800W=1.8kWになります。
多数のパネルを設置すれば、それだけ最大出力は増え、発電量は増えます。ただし多数のパネルを設置するには、屋根にそれだけの面積が必要になります。経済産業省の発表によれば、日本の一戸建てに設置される平均の最大出力は、4kW程度だとされています。
屋根が狭い場合、必然的に設置可能なパネルの数は少なくなります。この場合は、単位面積あたりの発電効率(→用語解説)が高いパネルを選択することで、狭い面積でもより多くの発電ができるようになります。
(2011/12/5 更新)
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。