住宅向けの太陽光発電システムの設置の際、国が支給する補助金の対象システムの条件の1つ。
具体的には、「設置工事費も含めて、1kWあたり70万円以下(税別)の太陽光発電システム」だけが補助金支給の対象になります(平成21年度 住宅陽太陽光発電導入支援対策費補助金の交付規定)。ですから設置費用が1kWあたり70万円を超えてしまうと、国の補助金はもらえません。これは、一定金額以上の高額な設置工事を補助金対象外とすることで、システムの導入費用に一定の上限を実質的に設け、太陽光発電システムの普及(低価格化)を促進することを目的としています。
防水や積雪対応などの補強工事費用は控除されます(ただし工事内容により控除の上限金額が決まっています)。また「1kWあたり70万円」という基準も、年度ごとに見直され、太陽光発電システムの販売価格が低下したときには、より安い金額に見直されます。
(2010/2/5公開)
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。