落雷によって太陽光発電パネルが壊れたり、パワーコンディショナ(→用語解説)などのシステムが破壊されたりすることはほとんどありません。太陽光発電システムには、落雷対策が組み込まれており、万一落雷を受けてもシステムが壊れないように対策されているからです。平地での通常の設置であれば、雷が問題になる可能性はないと考えてよいでしょう。
また太陽光発電パネルを屋根に載せたからといって、落雷を受けやすくなるということもありません。
山間部などで落雷が多発する地域に設置する場合には、特別な対策(避雷器)の設置が推奨される場合があります。特に設置者側から問い合わせなくても、工事業者側から対策の必要性について説明があるものと思いますが、心配があれば自分から確認するようにしましょう。また、落雷を含む自然災害に対して、万一の災害時に保障を受けられるサービスもあるようです。追加費用が必要になりますが、心配があればこうした保障制度の利用を検討してください。
(2010/4/13 公開)
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。