花冷えの心配があるものの、東京では桜が咲きうららかでホッとできる陽気の日が少しずつ増えてきましたね。自動販売機も「ホット」から「コールド」に切り替わり始めるころです。
それにしても、日本って自動販売機が多いですよね。都会だろうと田舎だろうと、気の利いた場所に設置されていて、販売しているものもジュースだけとは限りません。最近では電子マネー機能付きのICカードや携帯電話も利用できるようになりつつあります。ほんとに便利ですねえ。
ところで、日本全国に設置されている自動販売機の総台数は250万台にも上るそうです。1台当たりの月の電気代は、メーカーの実験結果では約4330円ということですが、自動販売機を設置している法人や団体の話によると、実際は8000円近くかかってしまうこともあるようです。
自動販売機好きの日本人。昨今のエコブームで、24時間電気を食っているこいつを進化させないわけはありませんよね。ついに日本コカ・コーラから太陽光発電で夜間照明の電気をまかなう自動販売機が登場です。内部にはエネルギー効率がよいことで知られるヒートポンプも採用していて、従来機種と比較して約40%もの省エネを実現しているのだそうです。
もし日本全国250万台の自販機がすべてこの省エネ型になったら……、仮に1台1カ月の電気代を5000円だと仮定すると、1台あたり2000円の節約、250万台だと毎月50億円の節約になりますね。すごい! きっと結構なCO2削減にも繋がるんじゃないでしょうか? ゆくゆくは自動販売機で使われるすべての電気が、ソーラーパネルでまかなえるようになればいいなぁ、と思いました。
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