先週、東京ビックサイトで開催された「次世代照明技術展」に行ってきました！ 「近未来の照明製品展」みたいなつもりで出かけたんですが、どちらかというと部品とか製造機械などの業者向けの展示が主で、正直かなり思惑違いでした（よく考えれば「技術展」ですしね……）。

ということで、場内はネクタイを締めたビジネスマンたちが、理解不能の単語を連発しながら商談していて、わたしはちょっとおよび腰（汗）。それでも、出展者の多さとか（約280社）、来場者の多さとか熱気とか（開催3日間の来場者は2万人超）、LEDを中心とする次世代照明が注目の新開地なんだってことを肌で感じることができました。

会場の一角に、クリアケースの中で紫色っぽいLEDの光を当てられた野菜がならんでいるブースがありました。LEDの照明による野菜栽培で、野菜が成長しやすい特殊な光が出ているそうです。そういえば、蛍光灯や白熱電球と違い、LEDは紫外線が出ないようにできるため虫が寄りつきにくいそうなので、これだと無農薬栽培が簡単にできるかもしれません。個人的になかなか興味深かったです。

それにしても、「照明」って思ったよりも裾野の広い産業なんですね。正直、わたしには展示会の内容は難しかったけど、場内は活気に充ち満ちていて、次世代照明は家庭だけじゃなく日本の未来も照らしてくれそうな予感がしました。

＜関連サイト＞

・第3回 次世代照明 技術展 「ライティング ジャパン」