部屋の整理を代行する仕事がはやっているそうです。依頼主宅を訪れ、自分では捨てる物を決められない持ち主に代わって、クローゼットやタンスの中身の要不要を選び捨てる物を決めるというお仕事だそう。ここで不要品として選ばれる多くが、ファストファッションなどの手軽に買える価格の物ばかりだそうです。
思えばわたしも100円ショップやファストファッションのお店で浅はかな買い物をしてしまうことがあります。購入して間もないのに、商品に不都合を感じたり、あっという間に壊れてしまったりして、結局使えないことが多く、直ちにゴミ箱行きになります。
昨年あたりから「断捨離(だんしゃり)」というのが流行ってます。整理術の1つだと思っている人も多いようですが、もともとは不要なものを断ちシンプルに暮らそうというもので、エコ化の流れの1つです。身の回りにある使わない物を思い切って捨てるだけじゃなく、不要なものを安易に持ち込まない(買わない)ことも「断捨離」ですね。
現代日本はデフレスパイラルのまっただ中。意識はとにかく節約、節約なのですが、お金をケチるあまり、むしろ「安物買いの銭失い(とゴミ増やし)」をやらかしてしまっている気もします。「断捨離」が流行る背景に、そんな事情もあるのかもしれません。節約は大事ですが、本当に必要なものかよく考えて買うこと、買うからには多少高くても長く使えるものを選ぶこと、そういう心掛けが必要ですね。
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。