みなさんこんにちは。1日中、冷暖房を使わずに済む気持ちの良い季節になりましたね。この時期は、芽吹いた植物が一所懸命成長しようとする季節です。そんな植物を見ると、なんとなく「希望」という言葉を思い出します。大きく成長しようとする植物のかたわらなら、これからやってくる暑い夏だって乗り切れるかもしれません。さあ、植物の力を借りて少しでも夏を快適に過ごす準備をしようじゃないですか!
ということで、今日のテーマは「緑のカーテン」です。最近は夏場の省エネ対策の定番となりつつありますが、園芸に興味のない方にとっては、ハードルが高いことだと思います。そこで、簡単ではありますが、初心者でも失敗しない(少ない?)緑のカーテン作りのコツをまとめてみました。
緑のカーテンを作る場合、初心者ならゴーヤやヘチマなどの瓜科の植物が育てやすいそうです。ゴーヤの苗は4月下旬から5月上旬に園芸店に出回るので、これからの植え付けにちょうど良いですね。プランターは深さ30リットル以上の大きめのもの、土は培養土というものが売っているのでそれを使うと簡単です。蔓を張らせるために必要なネットは編み目が10センチ×10センチ程度のものを、ネットを結びつける支柱は2、3本用意します。コツは、1つのプランターにたくさんの苗を植えないこと。ゴーヤなら、大型プランターに1本か多くても2本にとどめた方がよいそうです。また、上ではなく横に伸びるように、下から本葉の数を数えて8枚目程度の場所で、蔓の先をカットする「摘心(てきしん)」という作業をするとよいそうです。
ゴーヤなら苗を植えて2カ月ほどで収穫時期がやってきます。ということは、このゴールデンウィークの休みに準備すれば夏休みごろに収穫の最盛期を迎えられますね。調度、苗付けも収穫も大型連休にぶつかるので、お子さんとのちょっとしたイベントにもなりそうです。ご興味がわいた方は、試してみてくださいね!
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。