みなさんはシーナ・マティケンさんをご存知でしょうか？ 彼女、「ユニフォームプロジェクト」の立案者として有名になりました。本業は広告クリエイティブデザイナー。「ユニフォームプロジェクト」とは、たった一枚の黒いワンピースを一年間着まわし、そのコーディネートをサイトに公開し続けるというもの。サイトではインドの貧困層の子どもたちの教育資金の寄付を呼び掛け、たった一枚のワンピースでも工夫次第でさまざまな着こなしができることを訴えています。

世界中で流行しているファストファッションは、安価で大量に販売され、多くが短期間で捨てられてしまう使い捨てファッションとなっています。一方で、彼女が提案するファッションはいうなれば持続可能なファッションです。

彼女の365日分のコーディネートが詰まった一冊「NY流 シーナのブラックドレスで365日」が8月26日に日本で発売されるそうです。普通のファッション誌としても楽しめるものですが、これが同じ服と聞くとマジックを見たような驚きも同時に味わえると思います。わたしも過去の自分を反省しつつ、今後のファッションの参考にするため、この本を購入したいと思います。

＜書籍情報＞

NY流　シーナのブラックドレスで365日

Sheena　Matheiken 著　小野アムスデン道子　翻訳

メディアファクトリー 刊

価格 1260円

・ISBN978-4-8401-3887-1

＜関連サイト＞

・ユニフォームプロジェクト