日ごと寒さが増してきました。近所のスーパーでは昨年からインフルエンザに効くと噂のヨーグルトが完売。空っぽの棚に「おひとり様2個まで」という注意書きが添えられていました。そういう季節なんですね。受験も追い込みの時期。受験生がいる家ではこのヨーグルトを買い込んだりしているのでしょうか？

受験といえば、最近の受験も徐々にエコへとシフトしてきているようです。来春の受験に向け、近畿大学では「近大エコ出願」と銘打ち、インターネットからの入試や推薦の出願に対して受験料を3000円割り引くことを決定。同大学では4年前からインターネットでの出願を採用していたそうですが、利用率がほとんどなかったため、今回から受験生の経済的な負担軽減も考慮した割引をスタートさせたのだそうです。

近畿大学は学部・学科が多いこともあり、昨年は13万部の願書セットが用意されたとのこと。重量では約100トンにもなるそうで、大量の紙が出願のために消費されていたことになります。将来は、紙の願書の完全廃止も視野に入れているそうですよ。こういった制度を導入しようとしている大学は、近畿大学以外にも龍谷大学などがあり、今後広がっていく兆しです。時代は変わりますねえ。

わたしとしては、地球環境を気にするような心優しい受験生にはぜひエールを送りたいです。本番まであと少し！ ファイト！　

＜関連サイト＞

・“宣伝からエコを実現”願書をリユースした「近大エコ出願」広告を展開