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京セラ、サムライシリーズに公称最大出力77.5Wのモジュールと、売電量がわかる発電モニタを発表

京セラは、住宅用太陽光発電システムの主力製品「サムライ(SAMURAI)」シリーズに、これまでよりも長辺を伸ばして公称最大出力を77.5Wにアップしたモデルの追加と、発電量に加え売電量がわかる住宅用太陽光発電モニタ「エコノナビット(ECONONAVIT)」を発表した。

77.5Wモデルの追加で3種類のモジュールサイズの組み合わせが可能に

サムライシリーズは、細長いモジュール形状を採用することで、複雑で小さな屋根にも効率よく搭載できるという特長を持つ。これまで46W(太陽電池セル枚数12枚)と64W(同16枚)の長短2種類の太陽電池モジュールをラインアップしてきた。今回、さらに長い77.5W(同20枚)モデルを追加することで、屋根形状に応じて、より多くの発電が可能な配置パターンを選択できるようになったとしている。

また今回、46Wモデルを単独で設置できるラックを新たに開発。これによりモジュールの一列配置などが可能になり、従来はパネルを配置できなかった寄棟屋根(→用語解説)の先端部分などにも設置できるようになり、より多くのソーラー・パネルを屋根に搭載できる可能性が高まった。

77.5Wモデルの主な仕様
シリーズ名 サムライ(SAMRAI)
型名 KJ775P-3CSCA
公称最大出力 77.5W
外形寸法(W×D×H) 1692.5×345×25mm
モジュール変換効率 約13.3%
重量 6.3kg

サムライシリーズ

サムライシリーズ
上から46W、64W、77.5Wの各モデル。太陽電池セルが4枚ずつ多くなる。(写真提供:京セラ)

売電量がリアルタイムに確認できる発電モニタ「エコノナビット」

余剰電力の買取制度の開始により、消費者の「売電」への関心が高まっていることから、京セラでは売電量がリアルタイムに確認できる発電モニタ「エコノナビット」を開発した。価格は8万4000円。

新型エコノナビットは、本体で売電量が確認できるだけでなく、パソコンに接続することで、売電量などを金額換算した目安値を確認したり、発電量などのデータをパソコンに保存・管理し、日間/月間/年間の発電状況を比較したりできる。また毎月の消費電力量の目標値を設定し、これと比較した実際の消費電力量の推移をグラフや数字などで確認できる機能などの新機能を搭載している。

モニタは、4.7型カラー液晶を搭載し、画面に直接触れて操作するタッチパネル方式を採用する。ワイヤレス方式を採用し、場所を固定せず、屋内で自由に移動させることが可能となっている。

新型「エコノナビット」

新型「エコノナビット」
売電量がリアルタイムで確認できるほか、パソコンと接続することで発電量などの保存・管理が可能になっている。(写真提供:京セラ)

(2011/2/21 公開)

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