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カナディアン・ソーラー、東日本大震災で破損・消失した太陽光発電システムを無償で修理・再設置すると発表

カナディアン・ソーラー・ジャパンは、東日本大震災で破損・消失した同社製の住宅用太陽光発電システムを無償で修理・再設置すると発表した。

同社の保証内容では、地震や津波などの自然災害による太陽光発電システムの破損や消失については保証の対象外で、修理や再設置は有償となる。しかし東日本大震災で被災した太陽光発電システムについては、例外的に無償で修理・再設置を行うことを発表した。保証を受けるには、「販売店名」や「購入時期」「設置場所」などの情報をフリーダイヤルの問い合わせ窓口に連絡する必要があるということだ。

今回の救済措置の対象となるシステム件数がどの程度になるのかは不明だが、被災された方にとっては、高価な製品だけに救済を受けられるのは福音といえるだろう。

なお他社においても、自然災害時の製品保証サービスを提供しているところがある（設置時に申し込みが必要であったり、有償であったりする場合がある）。保証内容は、メーカーごとに異なっているが、自然災害などによって損害が発生した場合に、200～300万円を上限に修繕費が補償されるというものが多いようだ。今回の災害で太陽光発電システムが損害を受けた場合には、そうした補償を受けられないかどうか、販売店に問い合わせてみるとよいだろう。