2013年2月1日(金) 15時17分 公開
東芝は、住宅用太陽光発電システムの保証期間を有償で延長する長期保証制度「パワフル保証」の提供を開始する。この制度でそれぞれ、太陽電池モジュールの出力を最長20年、構成機器を15年に延長する。
これまでシステム契約時に、無償で10年間の太陽電池モジュールの出力、構成機器の保証を提供してきた。今回、これに加え、太陽電池モジュールの出力を20年間、構成機器を15年間保証する「20年パワフル保証」、太陽電池モジュールの出力、構成機器のいずれも15年間保証する「15年パワフル保証」の提供を有償で行う。2013年3月1日以降に契約したシステムは、原則、契約時にのみ加入可能で、途中での保証期間などの変更は行えない。ただし2014年2月28日までは、2010年4月以降に同社のシステムを設置したユーザーも加入できるとしている。
「パワフル保証」は、太陽電池モジュールの出力が保証値を下回った場合や、システムを構成する機器が故障した場合に出張・点検修理、機器交換費用を全額負担するサービス。カラー表示器(発電モニタ)やコミュニケーションユニットは、従来同様、1年間の保証となっている。
保証制度の加入費用は、太陽電池モジュールの設置容量によって異なり、たとえば設置容量が5kWの場合、「20年パワフル保証」が4万2000円(税込み)、「15年パワフル保証」が3万450円(税込み)となっている。
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。