2014年11月20日(木) 17時17分 公開
シャープは、バックコンタクト方式を採用する単結晶型ソーラー・パネル「BLACKSOLAR」シリーズの出力を約3.5%向上した標準モジュールの「NQ-210AD」、コンパクトモジュールの「NQ-148AD」、コーナーモジュール「NQ-095LD」「NQ-095RD」の4モデルを発売する。
微細加工、微細接続を可能とする電極加工技術を進化させ、セルの隅々まで電極を配置することを可能にした。横方向には電極本数を増加させて従来無効エリアとなっていた部分の約45%を、また縦方向には電極を伸長させて無効エリアの約65%をそれぞれ活用できるようにした。また銅配線の整形技術の向上により、電流のロスが少ない配線シートを実現し、銅配線の面積を従来比20%向上することで、損失の低減を実現した。従来機「NQ-203AD」などに比べて、約3.5%の出力向上に成功している。
今回の4モデルでは、太陽電池モジュールの出力と機器を20年間、システム機器(パワーコンディショナや電力モニタなど)を15年間それぞれ無償で保証する「BLACKSOLARプレミアム保証」を提供する。
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。