停電した場合でも、太陽光発電した電気があれば、それを非常用電源として使えるようにするパワーコンディショナ(→用語解説)の機能。
自立運転機能のないパワーコンディショナの場合には、停電してしまうと、たとえ太陽光で発電している電気があってもこれを使うことができません。これに対し、自立運転機能があるパワーコンディショナの場合、停電した場合でも、太陽光で発電している電気があれば、自立運転用として設置された非常用コンセント(→用語解説)に電気製品を差すことで使用できます。
ただし、パワーコンディショナに自立運転機能がある場合でも、非常用コンセントを設置していないと自立運転による電気が使えない場合があります。また、使える電気容量には制約があるのが普通です(最大でも100V 15A程度まで)。設置工事業者によっては、明示的に設置を指示しないと、工事を省略する場合もあるようです。自立運転を必要とする場合は、自立運転機能を持ったパワーコンディショナを選ぶとともに、非常用コンセントの設置を業者に明確を指示してください。
(2009/11/24公開)
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