ようやく寒さも峠を越えたようです。もう3月ですものね。お部屋も春らしく模様替えという方も多いでしょうか? 日本ではまだ少ないようですが、ニューヨークでは廃品やゴミを使ったユニークなインテリアが大人気だそうです。
ニューヨークのある廃品回収会社では、廃品を加工しすぎず元の形をそのまま活かしたデザインで家具を作り、注目を集めています。たとえば、なじみ深いキャンディーやチョコレートの包み紙で作ったポップな雰囲気のユニークなシャンデリアとか。また、個性的でモダンな印象のガラステーブルは、足にタイヤのホイールを利用するという具合です。このように原形を活かすことで、加工にかかる費用を軽減でき、通常のデザイン会社と比較して、およそ半分の費用で製造できるそうです。商品を購入した人からも「エコに貢献できる上にファッショナブルで意外性を人に自慢できる」と大好評。また企業側からも、自分たちの会社の廃品を上手に利用できないかという問い合わせが多いそうです。
街中もリサイクル意識の高いユニークな内装の店が増えているそうです。インテリアのほとんどが廃品というバーには、数本のスキー板をつないだ椅子、バスタブを再利用したソファーなどを配置。この店はオシャレなニューヨーカーに大人気で、週末は予約もほとんど取れないとか。ニューヨークではこれが最先端なんですね。
ニューヨーカーはリサイクル意識が高いのか、単に変わったものが好きなのか? 「捨てる神あれば拾う神あり」といいますが、日本にはこんな斬新な発想の「拾う神」はいないのかしら? どこかにいるなら、ぜひお店に足を運びたいです。
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。