数年前から「ロハス」や「スローライフ」という言葉をよく耳にするようになりました。なんとなく「田舎で気持ちよく環境にもやさしい暮らしをしている」というイメージを持っている人も多いと思います。ところが、田舎での暮らしって本当は都会の生活よりエネルギーを多く使っているって知っていますか?
田舎の人を責めているわけではないので、誤解しないでくださいね。これは都会と田舎の構造の違いが原因なのですが、都会と違って土地があり、人がまばらにしか住んでいない田舎は、どうしても電気やガスなどのライフラインを引くためのコストやロスが大きいんだそうです。また家そのものも都会の家と比べると大きいため、必然的に多くのエネルギーを消費します。買い物へ行くにも車を使って遠くへ行かなくてはいけない。そういった理由から1人当たりの消費エネルギーはどうしても都会より多くなってしまうそうです。
単純に消費エネルギーの比較で、都会レベルの暮らしを田舎でするとなると、かなり厳しい節約と、自動車など文明の利器の利用を制限しないといけないのだとか。エコライフにあこがれて、うっかり田舎暮らしを始めたりすると、かえって自然に負担をかけてしまうこともあるようです。自然を守るって難しいですね。
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