2011年4月12日(火) 15時47分 公開
日立コンシューマ・マーケティング(日立CM)は、太陽光発電システムやIHクッキング・ヒーターなどの省エネ家電を積極的に販売する日立チェーンストール(いわゆる「日立のお店」)をマイスター店として認定し、支援を行っていくことを明らかにした。
日立チェーンストールは、全国で約5000店舗あり、このうち約350店舗で太陽光発電システムの販売実績があるという。日立CMでは、販売実績や商品知識、施工技術の有無などを審査し、このうち約200店舗を2011年4月時点で太陽光発電システムのマイスター店として認定している。今後、太陽光発電システムの取扱店を増やすとともに、マイスター店を育成していくという。
一般的に太陽光発電はメンテナンスフリーと思われているが、長期にわたって使用する製品であるため、実際にはさまざまな予期しないトラブルや相談ごとが発生する可能性がある。また4年に1度程度の点検が必要であったり、パワーコンディショナなどの周辺機器は10年程度での交換が必要だったりするなど、実際には保守・点検は必須となっている。そのため信頼できる業者の選択が重要だ。
家電量販店などでも太陽光発電システムの販売を行っているが、実際には提携している販売店や施工業者が見積りや施工を行うケースが多く、信頼できる業者かどうかを見極めるのが難しいケースも少なくない。一方、「日立のお店」は、地域に根付いた営業・施工を特徴としており、安心感がある。こうした販売点にマイスター認定を行うことで、家電製品の購入だけでなく、太陽光発電システムの相談についても安心して頼れる窓口を全国に広げるという狙いがある。
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