2011年6月2日(木) 17時25分 公開
太陽光発電普及拡大センター(J-PEC)は、2011年5月の国の太陽光発電システムに対する補助金受付件数が2万971件になったことを明らかにした。
2011年度(平成23年度)の国の太陽光発電システムに対する補助金は、約17万件の支給が見込まれている。4月から開始された補助金の受付は、5月末時点ですでに3万521件となっている。5月と同程度の2万1000件ペースでの申し込みが続くとすれば、受付終了日の12月22日を待たずに予算が超過することなる。
菅直人首相が「1000万戸の屋根に太陽光パネルを設置することを目指す」と述べるなど、東日本大震災後、太陽光発電システムに対する注目や需要が高まっていることから、いま以上に申し込み件数が増える可能性もある。今後の申し込みペースにもよるが、受付終了日よりも大幅に早く予算が底をつく可能性が高いので、設置を検討している人は、あまり遅くならないうちに決断したほうがよいだろう。なお、予算が超過した場合は、超過日の前日をもって補助金申し込みが締め切られる(2010年度は、予算超過日の受付分のみ抽選であった)。
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。