2013年8月22日(木) 15時33分 公開
東芝は、屋根建材と一体となったソーラー・パネル「Fシリーズ」を開発、ミサワホームの住宅「Solar Max(ソーラーマックス)」シリーズに採用されたと発表した。
東芝のソーラー・パネル「Fシリーズ」を採用した木質系戸建住宅「GENIUS Solar Max」
Fシリーズは、ミサワホームの「Solar Max」で採用されている。屋根全面への設置により、10kW以上のソーラー・パネルの設置もできる。(写真提供:東芝)
Fシリーズは、モジュール変換効率13.6%、公称最大出力125Wを実現した、東芝初の建材一体型ソーラー・パネル。屋根材を兼ねているため、屋根材の上にソーラー・パネルを搭載する一般的な据置き型に比べて、屋根への重量負担の軽減とコストダウンが可能としている。また本体サイズを、日本住宅に多い尺寸法(910ミリピッチ)に合わせることで、屋根全面への効率的な設置が可能となっている。75平方メートル程度の屋根面積で全量買取制度が適用される10kWのソーラー・パネルが搭載でき、より大きな売電収入を得ることが可能という。
さらに黒いバックシートの採用によりモジュール全体を黒色に統一し、デザイン性を高めた。
屋根建材型ソーラー・パネル「Fシリーズ」
本体サイズを尺寸法に合わせることで、屋根全面への効率的な設置ができるとしている。(写真提供:東芝)
Fシリーズは、東芝が2013年3月から開始した、出力を最長20年、構成機器を15年保証する長期保証制度「パワフル保証」に加入可能となっている。
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。