落雷や雪災、風災などの自然災害によってソーラー・パネルなどが故障した場合に、それを正常な状態に戻すためにかかる費用を補償するサービスのこと。
ほとんどの太陽光発電システム・メーカーは、ソーラー・パネル(モジュール)に対して10年を超えるメーカー出力保証をつけるなどしています。これは、保証期間内に、ソーラー・パネルの出力が一定以下になった場合には、無償交換などに応じるというものです(詳細については用語解説を参照)。しかしこの出力保証は、通常の使用において発生した機器の故障に対応するもので、落雷などの自然災害によって故障した場合は含まれません。
これに対し、自然災害で発生した故障を補償対象にするのが災害補償です。この災害補償についても、多くのメーカーが対応しています。補償内容はメーカーによりさまざまですが、補償期間は10年、落雷や雪災、風災といった自然災害を補償対象にしたものが多いです。火災が補償対象に含まれるどうか、全額補償か一部補償か、補償サービスの提供が有料か無料か、などの違いがあります。
災害補償
災害の被害にあうことはめったにないでしょうが、万一被害にあった場合の損害は大きいので、メーカーを選ぶ際には、災害補償の有無や内容についてもしっかり検討しましょう。
各メーカーの具体的な補償内容については、以下の記事で比較することができます。
(2010/9/17 公開)
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。