太陽生活 > よくある質問 > エネファームの余剰電力は売電できますか?

よくある質問

エネファームの余剰電力は売電できますか?

エネファームは、ガスから水素を取り出して発電し、そのときに発生する熱を利用してお湯を沸かす機器の愛称です。一般名称は「家庭用燃料電池コージェネレーション・システム」といいます。エネファームの詳細については用語解説を参照してください。

現在発売されているエネファーム用の機器の出力は、1kW程度とあまり大きくないので、あまりたくさんは発電できませんが、消費電力よりも発電量が多ければ、余剰電力が生まれることになります。しかし、エネファームを単独で設置する場合は、電力系統への逆潮流(系統連携 →用語解説)の契約もしませんし、売電メーターも設置しないので、余剰電力があっても売電はできません。

エネファームを単独で設置した場合
エネファームを単独で設置した場合には、電力会社との系統連携契約もなく、売電メーターもないので、たとえ余剰電力が発生した場合でも売電はできない。

これに対し、太陽光発電システムとエネファームを両方設置する、いわゆるW発電(→用語解説)の場合は、太陽光発電システムの設置で電力会社との系統連携契約を行うので、エネファームの発電分も含めて余剰電力があれば売電できます。ただしW発電の場合は、余剰電力の売電単価が39円/kWhに減額されます(太陽光発電単独の場合は48円/kWh)。

なお、東京ガスと大阪ガスは、W発電時に減額されてしまう売電単価を、実質的にガス会社が肩代わりしてユーザーに支払うキャンペーンを実施しています。キャンペーンの詳細については、別稿「東京ガスと大阪ガス、W発電による余剰電力買い取りに対する支援策を発表(太陽生活ニュース)」を参照してください。

(2010/4/14 更新)

-PR-

太陽生活スポンサー・インフォメーション

補助金情報

2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。

太陽生活ドットコムからのお知らせ

2011/8/4
小学館 女性セブン 8月18日号「太陽光発電の意外な落とし穴」で、当サイトのコメントが紹介されました。
2011/7/28
テレビ神奈川 7月28日放送の「太陽がもたらす新たな社会 ~太陽経済かながわ会議~」に、当サイト編集長 小川誉久が出演しました。(→番組ホームページ
2011/7/26
TBS 「噂の東京マガジン」 7月24日放送の「噂の現場 節電の夏!太陽光発電!今が買い時!?」に、当サイト編集長 小川誉久が出演しました。(→番組ホームページ/→放送内容
2011/7/13
日本経済新聞 7月13日 夕刊 社会面「太陽光を活用 我が家の節電」の記事で、当サイト編集長 小川誉久のコメントが紹介されました。
2011/4/19
当サイト(太陽生活ドットコム)の月間ページビューが20万を突破しました!
2011/4/16
当社のサービスenervo(エネル簿)が、日本テレビ ズームイン!! サタデー「エース上重は見た!」で紹介されました!
太陽生活 on twitter