2011年5月13日(金) 16時20分 公開
西日本電信電話株式会社(NTT西日本)とオムロンは、一般家庭の省エネ支援サービスを提供する合弁会社「NTTスマイルエナジー」を設立すると発表した。NTTスマイルエナジーでは、「簡易電力センサー」「表示端末」「専用Webサイト」を使って、一般家庭の消費電力や太陽光発電による発電電力量を「見える化」し、省エネ化を支援する機器類やサービスを提供する。
家庭での消費電力や発電電力量をセンサーで計測し、表示端末や専用Webサイトで電力量や電気代を表示可能とする。また、太陽光発電による自家消費電力量を簡易電力センサーの計測結果から算出し、再生可能エネルギーによるCO2排出削減量として把握する手法(国内クレジット認証委員会から承認済み)によって環境保全活動などに利用できるとしている。
さらに家庭の太陽光発電による発電量をネットワークとセンサーを使って見守るサービスを提供するということだ。気象情報をもとにした予想発電量と実際の家庭での発電量を比較することで、ソーラー・パネルの発電状態(不具合が発生していないかどうか)などを確認できるという。
すでに2011年2月から関西を中心とする約200世帯を対象として、実証実験を開始している。その結果を踏まえ、2011年7月からはNTTスマイルエナジーが営業を開始し、本格的にサービス提供を開始するということだ。
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。