2011年12月8日(木) 15時39分 公開
パナソニック電工は、パナソニック製の太陽光発電システムに連動して、停電時の夜間でもパワーコンディショナの自立運転コンセントからの電力供給が可能になる住宅用蓄電システム「VBBA210PB」の販売を開始した。
パナソニック電工の住宅用蓄電システム「VBBA210PB」
パナソニック製の太陽光発電システムと連動し、停電が発生した場合に蓄電池に貯めた電気をパワーコンディショナの自立運転コンセントを通じて利用可能にする。(写真提供:パナソニック電工)
本蓄電システムは、接続箱とパワーコンディショナの間に接続され、太陽光発電システムが通常運転を行っているとき(太陽光発電しているとき)に充電を行う。停電時には、蓄電システムからの給電が開始され、昼夜を問わずパワーコンディショナの自立運転コンセントからの電力供給が可能になる。蓄電容量は0.96kWh、パワーコンディショナの自立運転コンセントから120Wの出力で最大3時間の稼働が可能。蓄電システムの充電状態の確認や操作は、専用リモコンで行える。
住宅用蓄電システム「VBBA210PB」の接続図
接続箱とパワーコンディショナの間に接続され、太陽電池で発電した電気を充電し、停電時などに蓄電池の電気を自立運転コンセントを通じて利用できるようにする。(図版提供:パナソニック電工)
本蓄電システムのバッテリは制御弁式鉛蓄電池だが、リチウム電池タイプもラインアップに加える予定があるということだ。
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