2014年5月21日(水) 17時3分 公開
パナソニックは、モジュール変換効率をさらに向上させた住宅用ソーラー・パネル「HIT244α/HIT250α」と、ハーフサイズ・パネル「HITハーフタイプN120α」を発売する。また同時に定格出力4.6kWの屋外設置可能タイプのマルチストリング型パワーコンディショナ「VBPC246B」の提供を開始する。
HIT244α/HIT250αは、従来のHIT240α/245αからさらに高出力化、従来と同サイズながら公称最大出力244W(HIT244α)/250W(HIT250α)を実現したソーラー・パネル。セル内の抵抗損失を低減するなどの改善などにより、HIT250αではモジュール変換効率19.5%、公称最大出力250Wを達成している。
ハーフサイズ・パネルの「HITハーフタイプN120α」は、標準サイズ・パネルのHIT244α/HIT250αとの組み合わせに対応したもの。公称最大出力120Wで、従来製品の「HITハーフタイプ120α」から変更はない。
今回の新型パネルの発表と併せ、定格出力4.6kWの屋外設置が可能な住宅用マルチストリング型パワーコンディショナ「VBPC246B」を追加した。屋外設置可能タイプとしては、業界トップクラスの電力変換効率96%を実現する。
また2013年11月21日に発売を開始した定格出力5.9kWのパワーコンディショナ「VBPC259B」と組み合わせて最大5台までの並列運転が可能で、4.6kWから最大49.9kWのシステムにまで対応できるという。
同社はさらに、パナソニックの設置基準を満たすモジュールを含むシステムに対し、機器瑕疵保証を現在の10年から15年に無償で延長するサービスを提供することを発表した(電力モニタ、電力検出ユニットは1年保証)。
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