2010年度(平成22年度)本予算による太陽光発電システムの設置に対する国の補助金「住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金」が12月24日で受付を終了します。申請には12月24日に太陽光発電普及拡大センター(J-PEC)(→ 用語解説)に書類が届く必要があるので、これから本予算分の補助金申請を行うのは難しいと思ったほうがよいでしょう。
別のニュース記事(→ 関連記事)にあるとおり、経済産業省は、2010年度(平成22年度)の補正予算においても、太陽光発電システムの設置に対する補助金の予算を確保しています。ただしこの記事を執筆している12月21日時点では、補正予算分の補助金支給について、経済産業省もJ-PECもともに情報を公開していません。
補正予算の期限は2011年3月までなので、まもなく補正予算分の補助金申請についての詳細が明らかにされると思われます。現時点で太陽光発電システムの導入を検討している人は、補正予算による補助金の詳細が決定するまで、施工を待つとよいでしょう(施工を開始してしまうと補助金の対象外となってしまいます)。設置工事業者に相談すれば、適切な方法を教えてくれるはずです。
なお経済産業省は、2011年度(平成23年度)の本予算においても太陽光発電システムに対する補助金を予算計上しています。まだ国会での予算審議前のため補助金が継続されるかどうかは確定していません。また平成22年度の補助金の条件(太陽電池モジュールの公称最大出力1kWあたり7万円、最大出力が10kW未満で、システム価格が65万円/kW以下であること)は変更される可能性があります。
補正予算ならびに2011年度(平成23年度)の補助金状況については、引き続き情報が得られ次第、記事として公開する予定です。
(2010/12/21 公開)
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。