2012年12月5日(水) 17時37分 公開
東芝は、米サンパワー社製の単結晶シリコン型太陽電池セルを採用し、住宅用太陽電池として世界最高となるモジュール変換効率20.1%を実現した「250W太陽電池モジュール(SPR-250NE-WHT-J)」を発売する。価格は、19万1625円/枚。
SPR-250NE-WHT-Jは、従来製品「SPR-240NE-WHT-J」と同様、電極をすべて裏面に配置したバックコンタクト方式や「反射低減コート付き強化ガラス」などを採用し、最大公称出力250W(従来製品は240W)を実現する。東芝によれば、「面積あたりの発電量が多いため、設置面積の省スペース化が図れ、同じ面積の屋根に設置した場合、一般的な発電効率のソーラー・パネルに比べ年間約50%も多くの発電量が得られる」としている。たとえば、一般的な最大公称出力170Wの多結晶型ソーラー・パネルを20枚搭載できる屋根(170W×20枚=3.4kW。年間予想発電量3886kWh)に、SPR-250NE-WHT-Jを搭載した場合、5.0kW(250W×20枚=5.0kW。年間予想発電量5829kWh)のシステムが構築できるという。
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