2013年7月3日(水) 15時41分 公開
三菱電機は、屋内外設置兼用型のパワーコンディショナに定格出力5.5kWの「PV-PS55J」を追加する。価格は63万円(税込み)。
屋内外設置兼用型としては、すでに定格出力1.8kWの「PV-PS18GA」と4.0kWの「PV-PS40J」の2モデルが発売されており、5.5kWの追加により、住宅用のパワーコンディショナの一般的なラインアップが揃うことになる。
電力変換効率は96.0%と、PV-PS40Jの96.5%には届かないものの、屋内外設置兼用型としては高い効率を実現する。またPV-PS55Jは、横幅をPV-PS40Jと同一にすることで、PV-PS40Jと組み合わせた場合でもすっきりと設置できるという。
PV-PS55Jは、本体内蔵のLEDディスプレイに発電電力や運転状態を表示、連系運転/停止/自立運転の切替スイッチを内蔵することで、操作用のリモコンが不要となっている。これにより、本体とリモコンの配線工事も不要となり、設置コストの低減が可能だとしている。
再生可能エネルギーの固定価格買取制度が2012年7月に施行されて以降、賃貸アパートなどにおいて10kWを超えたシステムを設置するケースが増えてきており、屋外に設置可能な高出力のパワーコンディショナに対する要望が高まっているという。PV-PS55Jは、こうした声に対応するもので、PV-PS55Jを2台組み合わせることで10kWを超えたシステムにも対応できるとしている。
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。