太陽光発電システムの設置が完了したらそれで終わり、ではありません。余剰電力を増やすためには節電に励む必要があります。別稿の「ソーラー・パネルだって故障します」で詳しく説明しているとおり、ソーラー・パネルも故障することがあるのですが、屋根の上で音もなく稼働するものなので、故障があってもそれを簡単に見つけられないという問題があります。発電シミュレーションで検討した設置資金回収計画も、ソーラー・パネルが正常に発電し続けてくれることが大前提になっています。太陽光発電システムの故障を早期発見するには、月単位の発電量を欠かさず記録しておくことです。毎年記録しておけば、何か問題が発生したときに、異常に気づきやすくなります。
それからもう1つ、定期的な点検やメンテナンスの費用も念頭に置いておきましょう。しっかり発電して余剰電力をたくさん出せば、それらを高額で売れますから、多少の費用がかかっても、太陽光発電システムを健全な状態に維持するほうが得策です。メーカーにもよりますが、3年に1回程度は点検するとよいとされています。
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太陽光発電システムも故障する場合があります。音もなく屋根で稼働するものなので、故障に気づきにくいという欠点があります。問題を早期に発見できるようにするには、毎月の発電量を記録し続けて、発電量の変化を敏感に察知できるようになることです。
メーカーや設置工事業者の無料点検・メンテナンスはもちろん、たとえ多少のお金がかかっても、点検やメンテナンスを定期的に実施して太陽光発電システムの健康を維持して、余剰電力を高く売電するほうが得策です。有料の点検・メンテナンスの資金計画についても念頭におきましょう。
(2010/8/18 公開)
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。