どんな家でも太陽光発電システムが設置できるとはかぎりません。家屋の状態や日照条件などを専門家に事前に調査してもらう必要があります。現地調査をしっかりしないのに、軽々に設置できるといってきたり、工事金額(見積もり)を提示したりするような業者は信用できません。
現地調査では、設置工事の担当者がやってきます。工事担当者と直接会える機会です。工事の知識は十分に持っていそうか、丁寧な仕事をやってくれそうかを見極めましょう。これには、不安や疑問を担当者にどんどんぶつけてみることです。こちらは素人なのですから、初歩的な質問でも、当たり前の質問でもかまいません。どのようなものであれ、顧客の質問に丁寧に答えられないようなら、あまり信用できないと思ったほうがいいでしょう。手間ではありますが、複数の業者に現地調査を依頼して、同じ質問をしてみれば、業者間の違いが明確になります。
現地調査の詳細については、以下の記事が参考になります。
現地調査がどのようなものか、事前に準備しておいたほうがよいことなどをまとめています。
業者を知るためにも、現地調査のときにはどんどん質問しましょう。わかりやすく丁寧に答えてくれない業者は信用できません。
複数の業者に同じ質問をしましょう。業者間の違いが明確になるはずです。またどんな現地調査をするのか、仕事ぶりも比較しましょう。
現地調査では、室内配線のための下見などもしますから、屋外だけでなく宅内にも担当者が入ります。特にブレーカー・ボックスがある場所や(風呂の脱衣所などにあることが多いです)、天井裏に上がるための点検口がある場所(押入れの天井など部分などが多いです)のまわりは片付けておきましょう。
(2010/8/18 公開)
2015年3月末をもちまして補助金情報の提供は終了しました。